日本人の健康食として昔から納豆が食べられてきました。納豆にはカルシウムやビタミンなど体に必要な栄養素がバランスよく豊富に含まれていることは有名ですし、なによりご飯によく合い、非常に重宝される食材だからです。
私も健康を考え、毎晩食べるようにしています。
ただ最近聞いた話によると、納豆にはプリン体が多量に含まれていて痛風になる可能性が高くなるとか、カロリーが高く太りやすいとか、納豆に関するあまりよくない話を聞きました。
確かにどんな食材でも食べ過ぎは良くないのであてはまることは有るのかもしれませんが、じゃあ何パック食べれば食べ過ぎになるのか?また、痛風や肥満の原因となるのは本当か?など意外と知られていない納豆の副作用について調べてみるのと同時に、改めて納豆の素晴らしい効果についても振り返ってみたいと思います。
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納豆の栄養とすごい効果
ざっくり一言でいうと、体に必要な栄養がバランスよく含まれていて、腸の調子を整え、お肌を健康に保ち、日々の疲労を回復するものすごい食べ物です。
ビタミンB郡のちから
豊富なビタミンB郡により、細胞の成長や再生の促進が期待できます。具体的には
- 健康な皮膚や髪が作られる
- 体の疲れを取り除く
- 目の疲労回復
などの効果が期待できます。
また、摂取量が多くても尿として外に出される為、体に害がありません。
ナットウキナーゼのちから
ナットウキナーゼは納豆にだけ含まれている特別な栄養素で、血栓を予防し血液をさらさらにする効果があると言われています。
血液がさらさらになることで、心筋梗塞や脳梗塞などを防ぐ効果があります。また、免疫力を向させる働きもあります。
血栓は深夜から早朝にできやすいので寝る前に食べると効果的です。
ポリアミンのちから
ポリアミンは細胞の再生に不可欠な成分で、新陳代謝や老化防止に効果があります。
若い頃は体内でポリアミンが作られていますが、年齢を重ねる内にポリアミンを作り出す能力が落ちていきます。そこで、納豆などのポリアミンを多く含む食べ物からポリアミンを摂取することが必要になってきます。
細胞の再生がきっちり行われることで、お肌のシミ・そばかす・くすみなどを防ぐ効果があります。
納豆レシチンのちから
納豆レシチンには排毒作用があります。デトックスすることで、
- ニキビやシミを防ぐ
- 肌荒れの改善
などの効果が期待できます。
食物繊維のちから
納豆には豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維は腸内を綺麗に保つ効果があり、それにより便秘の予防やお肌の健康を保つことに繋がります。
イソフラボンのちから
大豆に含まれるイソフラボンには女性ホルモンのバランスを保つ効果あり、それにより乳がんの予防にもつながると考えられています。
また、更年期障害や骨の病気の予防にも効果があります。
カルシウムのちから
豊富なカルシウムが含まれているため、骨を太く、健康に保つ効果があります。
また、カルシウムは吸収されづらい成分ですが、納豆の場合は豊富なタンパク質がカルシウムの吸収を助けるため、非常に優れた食品です。
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太る?痛風?納豆を食べ過ぎると副作用はあるって本当なのか?
太るって本当?
納豆のカロリーは大体100gあたり200kcalです。これは意外と高いと思います。ご飯は100gあたり約170kcal程度なんでご飯よりも高いんですね。
ただし、1回に食べる納豆の量は1パック50gくらいですので、カロリーにして100kcalです。大体ですが、25分間歩くくらいで消費してしまうカロリーです。
納豆でもなんでも大量に食べるなら太りますが、1~2パックなら影響はほとんどないと言ってもいいでしょう。むしろ納豆を食べることによるメリットの方が多いですね。
痛風なるって本当?
納豆を食べると痛風うになりやすいという話があります。これは納豆に含まれるプリン体が多いことが原因だと思われます。
納豆には、100gあたり115mgのプリン体含まれていると言われます。ちなみに牛肉が100gあたり70mgということを踏まえれば、結構な量含まれていることがわかります。
ただし、1回に食べる納豆の量は1パック50gくらいですのでプリン体は約57mgです。痛風患者の方のプリン体摂取制限は1日400mgとされていますので、1日1~2パックであれば問題無いと考えられます。
また、アメリカの研究によると植物性たんぱく質は痛風のリスクを高めないという研究結果が載っているそうですので、痛風になるというのは考えづらいですね。
食べ過ぎると嘔吐するってほんと?
これは納豆に含まれるセレンという成分のことを言っているのだと思います。
セレンは抗癌作用や細胞の老化を防ぐ効果があると言われている成分です。ただ、過剰摂取した場合、中毒を起こし、嘔吐や肝機能不全などの症状が出ることもあります。
どれくらいなら大丈夫かということですが、納豆2パックくらいなら全く問題ないということでした。
副作用をまとめると
どんな食品にでもいえることですが、偏って1つの食材を食べ過ぎると必ず弊害が出るものです。
納豆に関しては1日2パック食べるくらいなら、副作用と言われるものはほとんど無く、むしろメリットのほうが多いと言えます。1日2パック以上食べるということはあまりないですから、副作用にかんしては考えなくても良さそうですね。
納豆を効果的に食べるために
最後にせっかく納豆を食べるなら知っていおいてもらいたい、納豆を効果的に食べる方法を書こうと思います。
ナットウキナーゼは加熱に弱い
血をさらさらにする効果があるナットウキナーゼですが、一つだけ欠点を上げるとすれば、熱に弱いことです。
大体70度でその効果が失われると言われています。できるだけ納豆は加熱せずに食べたほうが良いですね。
賞味期限ぎりぎりの納豆をたべるべし
納豆は発酵が進むほどに、その栄養・効果が高まっていきます。よって、賞味期限ぎりぎりを食べるのが、一番効果が期待できるのです。
冷凍すべし!
納豆は3食セットで大体売ってますが、毎回買いにいくのはめんどくさいものです。
そこでおすすめなのですが冷凍保存です。実は納豆は冷凍保存が効く食材で、冷凍しても納豆菌は死なず、栄養が損なわれることがないのです。安心して大量に買って保存しておくことが出来ますね。
ただし、解凍の際は冷蔵庫でゆっくりするようにしましょう。レンジでも納豆菌は死にませんが、ナットウキナーゼなどの一部成分の効果が失われてしまう可能性があるからです。
たまの贅沢に!凄く高いけどおいしい納豆
二代目福治郎さんの「日本一高い納豆」
一度食べただけですっかりはまりました。二代目福治郎さんの「日本一高い納豆」です。
すごい名前だな〜と思いましたが、それも自信の表れと考えて購入してみましたところこれが大当たり。毎回とは行きませんがちょくちょくリピートするようになりました。
なにが良いかというと、やおはりそのお味です。市販されてるものでも不満は全く無かったのですが、本気で納豆を作るとこうなるんだ!!っていうくらい違います。味にコクがあるというか、おいしいな〜と思わず唸ってしまいました。
種類も小粒や、納豆巻などにも便利なひき割りまで揃っていて使い勝手も問題なし。詳細は下から確認出来ます。
自分で食べても美味しいですし、、年齢性別問わず好きな人が多いのでギフトで送っても喜ばれるのではないでしょうか、